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20154/30

お留守番の淋しさ

先日のこと。
私の大好きな大事な叔母が大手術を受けると聞いて、手術前にどうしても一目会いたくて急遽一人で札幌に行ってきました。
夫は仕事があるし、サーシャと一緒にお留守番。

黒猫 サーシャ

サーシャは非常に察しが良く、人間が身支度をしていたり持ち物を用意していたりすると途端にそわそわし始めます。
次第にいじけていくのです。名前を呼んでもいつもと違い、意地でもこちらを見ません。
そして帰ってからというもの、しばらくは私につきまとって鳴きながらアイコンタクトをしてきました。
一人ぼっちじゃない、夫がいるからいいではないか。サーシャにとってそういう問題ではないようです。
同じ家に居ても、家族である人間二人が「同じ部屋」に居て視界に入っていないと落ち着かない様子が今までも頻繁にありました。
だから多分どこに行っていたのか、淋しかったよ、などそのあたりのことを帰宅した私に言ったのではないかなと思っています。

この水色の椅子には私しか座りません。サーシャは今まで全く座らなかったのに、
私が今回家を空けてから急にこの椅子に固執するようになりました。
何故なのか。私の匂いがするからでしょうか。帰宅した私を見て、件の椅子で眠るサーシャ。

黒猫 サーシャ

黒猫 サーシャ

黒猫 サーシャ

黒猫 サーシャ

この横顔が幼く見えて可愛くて仕方ありません。

黒猫 サーシャ

黒猫 サーシャ

私の着古した服を戯れにかけてみたら、くるくると器用に丸まってそのまま寝てしまいました。
寝ぼけて出てきた前肢。こういう瞬間、サーシャに対する気持ちで心がぎゅっとします。

黒猫 サーシャ

叔母は31時間にも及ぶ大手術に耐え、今は驚異的なスピードで回復していると聞きました。本当に良かった。
手術前は自分の命が削られてもいいからどうか助けてくださいと祈りましたが、こればかりは神のみぞ知るです。
峠は越えたので祈りは通じたと思ってもいいのかな。あとは後遺症がなるべく残らないよう願うばかりです。

普段生活していると「人間はいつか死ぬ」ということを忘れがちになります。
でもその瞬間はいつやってくるかわかりません。両親も叔母も夫もサーシャも。勿論自分も。
毎日を大切に過ごせるよう心掛けていきたいと思いました。
サーシャは命の短さや尊さ、言葉が通じないゆえ必要になる理解と忍耐力、掛け値なしの愛情、
そういったものを教えてくれる私の人生を変えた存在なのです。

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